喘息とアレルギー鼻炎には関係がある!

喘息の主な症状として、咳、たん、息を吸い込むとゼイゼイ、ヒューヒューと呼吸音がする、息苦しさがあります。体の中では気道から肺までの下気道と呼ばれる空気の通り道が慢性的な炎症を起こし気道が狭窄しています。

鼻炎は、喘息と同じアレルギーを原因とする病気で、くしゃみ・鼻水・鼻づまりが主な症状です。鼻炎は花粉やダニなどの様々な原因で起こります。春に多いスギ花粉症は、スギ花粉を原因とする鼻炎の一種です。

アレルギー性鼻炎と喘息には繋がりがあるんです。アレルギー性鼻炎は喘息の合併症とも言われているほどなんですよ。改善させるには、やはり治療が必要となります。喘息でアレルギー性鼻炎を合併している人は、なんと3分の2にも及ぶという調査結果が出ているんです。3人のうち2人は喘息とアレルギー性鼻炎、両方で悩んでいるということですね。喘息患者さんは、鼻炎があっても気が付かないことがあります。医師に相談してみましょう。

アレルギー性鼻炎と喘息についてはだいたいわかっていただけたでしょうか。ここで重要となるのが、アレルギー性鼻炎も喘息も同じ気道で起きる炎症という点です。まったく同じ場所ではなく、アレルギー性鼻炎は上気道、喘息は下気道で炎症が起きます。

上気道で炎症が起きると、炎症細胞が活性化してしまうんですね。活性化した炎症細胞はどうなるのか?と言いますと、血の流れにのって別のところに辿り着き、そこでも炎症を起こします。

炎症細胞が到達した先が気管支だと、それが刺激となり炎症が悪化して喘息の発作が起こるという仕組みなんです。アレルギー性鼻炎と喘息を合併している場合、アレルギー性鼻炎の炎症が起こると連鎖して喘息の炎症も悪化するということなんです。

ここでは特に喘息についての注意点をお伝え致しますので、アレルギー性鼻炎と喘息にかかっている方は特に注意しましょう。

・季節の変わり目、気温や気圧が急に変化すると深夜や明け方に喘息発作が起こりやすいです。

・発作が起こる前には何かしらの体調の変化を感じることがあります。

大人の場合では、疲労、空咳、微熱、胸の違和感などがあります。乳幼児の場合は、グズグズで機嫌が悪くなったり、落ち着きがなくなったり、涙目になったり、何かしらの症状が現れます。このような前触れの症状がでれば、早目に薬を服用することが大切です。

・ハウスダスト、ダニ、ペットの毛、カビ(真菌)などのアレルゲンを取り除くために、こまめに掃除をし、空気清浄機で室内の空気を浄化する。またダニの繁殖を防ぐために、枕や寝具などをこまめに取りかえることが大切です。

・疲れやストレスは喘息の発作を誘発させますので、発作を防ぎ、悪化させないためにも疲れている時は休養し、ストレスを発散させるようにしましょう。

・アルコールやたばこの煙は気道を狭窄する作用があります。とくに疲れやストレスがたまっている時は喘息の発作が起こりやすくなりますので、アルコール、たばこはできるだけ控えるようにしましょう。